大嘗宮とい草。
大嘗宮とい草。
天皇陛下の即位に伴う伝統儀式、『大嘗祭』のことが、話題になっていますね。
大嘗祭では特別の神域が定められていて、大嘗宮というものが造営されるそうなのですが、その大嘗宮は古代そのままの工法で建てられる素朴な宮殿で、皮のついたままの木材を柱や棟として、壁や扉にはい草を編んだ近江表(畳表)を張り、床は竹でむしろと近江表を敷き、屋根は茅葺きだそう。もちろん、床もい草。い草を扱うものとしては、い草の香りのする中、そのような神聖な儀式が行われるなんて…なんとも言えない気持ちになります。
TVでその話題があっていたのですが、スタッフで見入ってしまいました。
実物は見れないので、い草の香りの中、目をつぶって想像してみたいと思います。